喜寿のお祝いメッセージ例
日本の長寿祝いには、それぞれの年齢に込められた願いと意味があります。
喜寿(きじゅ)とは、日本の伝統文化における**“77歳の長寿祝い”です。
「喜」の草書体が“七十七”と読めることから祝われるようになりました。
かつては77歳まで生きることは大変珍しく、“人生の宝物のような節目”**として、自然に感謝が集まる年齢だと言われています。
だからこそ、メッセージには「感謝」「尊敬」「これからの人生への応援」この3つの要素を自然な言葉で表現することが大切です。
このページでは、そんな特別な節目にぴったりの「心に残るメッセージ例」や「司会挨拶」「主賓からのお返しの言葉」 をご紹介します。
主賓へのお祝いメッセージ
家族(父母へ)
喜寿という節目を迎えられたこと、本当におめでとうございます。親として、そして人生の先輩として支えてくれた年月に、心から感謝しています。たとえば、落ち込んでいた時に声をかけてくれた一言や、食卓で聞いてくれる何気ない会話が、私にとって大きな励みになってきました。
77年の歩みは、家族の誇りであり、これからの人生の指針でもあります。どうかこれからは、少し肩の力を抜いて、好きなことを楽しむ時間も増やしてください。人生百年時代とも言われる今、喜寿はまだまだ新しいスタートの年でもあります。感謝と尊敬を込めて、お祝い申し上げます。
家族(祖父祖母へ)
おじいちゃん(おばあちゃん)、喜寿のお祝いおめでとう!小さい頃からずっと優しくしてくれて、ありがとうの気持ちでいっぱいです。たとえば、遊びに行くといつも笑顔で迎えてくれたこと、公園で手をつないで散歩してくれたことは、今でも大切な宝物です。
77歳を迎えた今も、私にとってあなたの存在は安心であり、心の支えです。どうか健康に気をつけて、これからも穏やかな日々を過ごしてください。また一緒に写真を撮ったり、お出かけしたりできたら嬉しいです。たくさんの思い出をありがとう。これからもずっと大好きです!
家族(孫・子供から)
喜寿のお祝い、おめでとう!いつも優しくしてくれるから、一緒にいると自然と笑顔になれます。たとえば話を聞いてくれる時の表情や、「大丈夫だよ」と言ってくれた一言がいつも励みになっています。
これからも家族みんなで楽しいことをたくさんして、もっとたくさん笑える時間を増やしていきたいです。無理はせず、健康に気をつけて、好きなことを楽しんでね。人生100年時代といわれる今、77歳はまだまだこれから。次に会う日を楽しみにしています。いつもありがとう!
友人・知人
喜寿を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。共に過ごした時間を振り返ると、笑い合った日々や話し込んだ夜のことが、今でも鮮明に思い出されます。たとえば、悩んでいる時にかけてくれた何気ない一言は、私にとって大きな支えでした。77歳は人生の区切りではなく、再び歩き出すためのスタートラインとも言える時代になりました。これからも健康に気をつけながら、また一緒に楽しい時間を重ねていけたら嬉しいです。同じ時代を生きて来られたことに感謝しつつ、心からお祝い申し上げます。
上司・恩師
喜寿のお祝いを迎えられたこと、心よりお喜び申し上げます。仕事に向き合う姿勢や人との関わり方など、教えていただいた数々のことが今も私の指針となっております。たとえば、厳しさの中にある温かさや、真摯に人と向き合う姿勢を通して、社会人としての姿勢を学ばせていただきました。人生77年の節目は、過去の功績を讃えるだけでなく、後進の心に光を届けていく役割も担う年だと感じています。今後もますますご健勝であられますよう、心よりお祈り申し上げます。
お祝い会の司会挨拶・祝辞
家族で行うアットホームな会
本日は父(母)の喜寿祝いのためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。77歳という節目を家族そろって迎えられたことは、何よりの喜びです。
これまで見せてくれた優しさ、時に厳しさ、そして何よりも家族を大切にしてくれた姿勢に、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。たとえば、食卓で交わす他愛もない会話や、休日に一緒に過ごした時間は、家族の心を支える“あたたかな灯り”となってきました。
これからも健康に気をつけながら、穏やかで心安らぐ日々を歩んでいけるよう、家族一同で支えてまいります。本日はどうぞごゆっくり、喜寿のお祝いをお楽しみください。
知人・友人を招いたお祝い会
本日は○○様の喜寿祝いにご参加いただき、誠にありがとうございます。旧友・仲間である皆さまと共にこの日を迎えられたことを、心より嬉しく思います。
たとえば、仕事や人生の節目で語られた思い出話には、いつも笑いや励ましが溢れていました。77歳は、かつては“稀な年齢”と呼ばれる節目でしたが、いまは“人生の新章が始まる年”とも言われています。本日の会が、これまでの感謝をお伝えすると同時に、これからの未来に向けた励ましになるよう願っております。
どうか皆さまと共に、これからも笑顔あふれる時間を重ねていただければと思います。ささやかではございますが、心のこもったお祝いの場をお楽しみください。
会社や地域の人を招いたパーティー
本日は○○様の喜寿祝いにお集まりいただき、誠にありがとうございます。長年にわたり会社・地域のさまざまな場でご活躍され、人望と信頼を築かれてきた○○様が、77歳という節目を迎えられたことは、私たちにとっても大きな喜びです。
たとえば、若い世代へ誠実に向き合い、時に厳しく導いてこられた姿は、多くの人の人生に灯をともしてきました。喜寿は、これまでの功績を讃える節目であると同時に、人生百年時代における“新たな責任と役割の始まり”でもあります。本日の会を通して、感謝と敬意、そしてこれからのご健康とご活躍をお祈りしたいと思います。どうぞ末長く、ご健勝であられますように。
主賓からのお返しの言葉
家族で行うアットホームな会
本日は、私の喜寿祝いのために温かい会を開いてくれて、本当にありがとう。振り返れば、家族の存在があったからこそ、どんな時も前を向いて歩むことができました。たとえば、食卓で聞こえる笑い声や、おかえりという声は、何よりの励みでした。
77年という年月を振り返ると、家族がもたらしてくれた支えや希望が心に浮かびます。これからは、少しゆっくりと自分らしさを大切にしながら、皆と過ごす時間を一つひとつ味わっていきたいと思います。そして人生百年時代と言われる今、まだまだ学びや喜びがあるのだと信じています。これからも笑い合いながら、穏やかな日々を共に過ごしていきましょう。本日は心からありがとう。
知人・友人を招いたお祝い会
本日は私の喜寿祝いに足を運んでいただき、心より感謝申し上げます。人生を振り返ると、財産とは物ではなく“人とのつながり”であることを改めて感じています。たとえば、困難に直面した時や迷った時、皆さんと語り合ったことが私の支えとなり、前を向く力となりました。
77歳という節目を迎え、これまでいただいたご恩を忘れず、これからの生き方に活かしていきたいと考えています。学び続ける姿勢と、感謝の心を忘れずに、人生の次の章を歩んでいきたいと思います。どうか今後とも、変わらぬお付き合いをいただければ幸いです。本日は心温まるお祝いを、本当にありがとうございました。
会社や地域の人を招いたパーティー
本日は私の喜寿祝いのためにお時間をいただき、誠にありがとうございます。仕事や地域活動を通して多くの方と出会い、ご指導をいただき、育てていただいたおかげで、ここまで歩んでこられたのだと強く感じています。
たとえば若い世代に向き合う時には、自分が受けてきた恩を返すつもりで接してきました。人生百年時代とも言われる今、77歳はただの節目ではなく、次の世代へ経験を継承していく“新しい役割を担う年齢”なのだと感じています。これからも謙虚な姿勢を忘れず、少しでも社会に貢献できるよう努めてまいります。本日は温かな祝福をいただき、心から感謝申し上げます。
メッセージ作成の書き方ポイント
お祝いと感謝の気持ちを伝える
喜寿祝いでは、最初に 「お祝い+これまでへの感謝」 を伝えることが基本となります。
ただ「ありがとう」を並べるのではなく、1つのエピソードや思い出を添えると感情が伝わりやすくなります。
例:
・子どもの頃、仕事から帰ってきても話を聞いてくれた
・人が困っている時に自然と声をかけてくれた
・ある言葉が今でも自分の支えになっている
こうした“記憶に残っている瞬間”を一つ入れると、文章に温度と説得力が生まれます。
感謝の理由を具体化することが、心に響くメッセージの第一歩です。
健康や長生きへの願いを込める
喜寿祝いでは、過去を讃えるだけでなく**「これからの健康や暮らし方を応援する」** 文脈も大切です。
ただ、「長生きしてください」「頑張ってください」とだけ伝えると堅くなりすぎることがあります。
ポイントは、“未来に一緒にできること” を添えること。
・また家族で旅行へ行けたら嬉しいです
・孫と一緒に写真を撮れたら素敵です
・ゆっくり好きなことを楽しんでください
“共に過ごすイメージ”を言葉にすると、温かく自然なメッセージになります。
喜寿は「人生の終わり」ではなく “新たな人生の章の始まり” という意識を持って表現すると、前向きな文章になります。
相手との関係や状況を考慮する
メッセージは、相手との関係性に合わせて言葉遣いやトーンを調整することが大切です。
家族・親族に宛てる場合は、いつもの呼び名を使ったり、方言を交えたりと、親しみのある言葉で書くと温かみが増します。
上司・恩師など目上の方に贈る場合は、丁寧で格式を意識した表現を選びましょう。
体調を崩されている方に向けては、相手の心に負担を与えないよう、「長生きしてほしい」といった直接的な表現は避けるのがマナーです。代わりに「穏やかで心やすらぐ日々をお祈りします」といった、安心感を与える言葉を選びましょう。
